Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 25, 2012--エレクトロニクス商社の丸文は、光センサメーカーの独ファーストセンサー社（First Sensor AG）と販売代理店契約を締結し、光電子センサの取り扱いを開始した。カスタムフォトダイオードや放射線検出専用大面積フォトダイオードなど、幅広い光電子センサを販売する。
ファーストセンサー社は、欧州市場を中心に20年以上にわたって、高精度フォトダイオードなどの各種光センサを製造および販売するとともに、精密光センサによる高精度計測ソリューションを提供する企業。丸文では、国内のセキュリティ・セーフティ市場の検知・計測製品向けに、TOF（Time of Flight）技術を用いた各種光センサ解析ソリューションを提供する。また環境計測市場向けには放射線検出用センサなどを提供していくという。
ファーストセンサー社は自社工場でウェハの状態から素子を製造しているため、カスタムデバイスやモジュールなど顧客の要望に対応したソリューションを提供できるという。MEMS、マイクロシステム、ハイブリッドエレクトロニクス分野に強みをもつ。また光センサのみでなく、LEDやセンサモジュールなどの関連製品まで豊富なラインナップを持ち、OEMでも多くの供給実績をもつ。受講素子だけでなく発光素子も自社で提供しているため、それらを最適に調整した測位・測距ソリューションを提供することが可能。また放射線検出についても高い技術ノウハウを持ち、高精度放射線検出用フォトダイオード「X100-7」を開発、ポータブル線量計などに採用されている。