All about Photonics

Home > News > News Details

News Details ニュース詳細

2012年に通信投資が急増、アジアが世界最大市場

June 21, 2012, Campbell--Infonetics Researchは「サービスプロバイダCAPEX、収益、装置タイプ毎のCAPEX」調査を発表した。

調査の要点
・2011年世界の通信キャリアCAPEXは、2010年から3%増、3010億ドルとなった。
・2011年は、急減を続けるTDM音声を除くすべてのタイプのネットワーク装置への投資が成長。
・アジア太平洋地域が再び最大の通信キャリアCAPEX地域となった。これにEMEAが続く。
・Infonetics Researchは、2012年に世界のCAPEXが急増すると見ており、2015年、2016年に平坦になり、約3450億ドルに達すると予測している。
・2012-2016年、ワイヤレスオペレータのCAPEXシェアが、世界のCAPEXの1/4から、約1/3に伸びると予測。
・2011年の通信サービスプロバイダの収益は前年比6%増、1兆8000億ドルとなった。APACとEMEAのオペレータが最大収益を生み出しており、それぞれの地域で世界全体の約1/3を占める。

主席アナリストStéphane Téral氏は、「競争は熾烈を極め、オペレータはネットワーク投資を行うか、さもなくば市場から消えるかだ」と指摘している。2012年にオペレータが狂ったように投資しているのは、LTEネットワークの立ち上げ、モバイルネットワークのアップグレード、全国的な有線ブロードバンドへの積極的取組。さらに同氏は、「いたるところで通信サービス需要が高まっている。特にモバイルブロードバンド。これが最新の投資サイクルの原動力だ。2012年のCAPEXを押し上げているのは、米国ではClearwire、スプリント、T-Mobile USA、日本ではNTTドコモ、ソフトバンクモバイル。韓国ではKT、LGU+、SKテレコム。中国は先頃580億ドルの経済刺激策を発表し、通信インフラ投資を行う。ヨーロッパの大手5社は、経済下降の直中ではあるが、過去5年で初めて資本集約度を2%高めた。ラテンアメリカでは、すでに2011年にCAPEXは25%増となっており、これを牽引するのはAmérica MóvilとTelefónicaだ」と分析している。

製品一覧へ

関連記事

powered by weblio





辞書サイトweblioでLaser Focus World JAPANの記事の用語が検索できます。

TOPへ戻る

Copyright© 2011-2013 e.x.press Co., Ltd. All rights reserved.