Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 21, 2012, Singapore--通信ケーブルメーカー、プリズミアン(Prysmian Group)は、シンガポールで開催されているCommunicAsia 2012(6月19-22)で急成長を続けるモバイル市場を狙ってFTTA (Fibre to the Antenna)ソリューション-xsMobileを発表した。
xsMobileは、4G-LTE、LTE–Advancedサービス提供に必要となる光ファイバアンテナネットワークに対処するソリューション。同社テレコムソリューション担当VP、Gert Hoefman氏によると、xsMobileは次世代ワイヤレスブロードバンド展開に対処するFTTAファイバソリューションであり、「ラストマイル」ファイバからアンテナタワーのRRH(Remote Radio Head)までのバックホールネットワークで使用される。「xsMobileは、FEMTOセル展開に応じて、3アンテナタワー構成、スタンドアロン、ルーフトップ、分散アンテナシステム(DAS) に対応している。柔軟性が高く、アップグレードも容易である」と同氏は説明している。
xsMobileは曲げ耐性が優れたBendBrightXS光ファイバ(ITU-T標準G.652.A2/B2)を採用しており、ケーブルは工場終端もしくはフィールドスプライスとなっている。xsMobileは、迅速で簡単なプラグ＆プレイFTTA導入を可能とするソリューションであり、最近のモバイルネットワーク要求に柔軟に対応できる。