Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 20, 2012, Munich--世界のインターネットエクスチェンジの大手、アムステルダムインターネットイクスチェンジ(AMS-IX)は、新しいコアネットワークインフラの重要な一部にADVA(ADVA Optical Networking)の100Gメトロソリューションを採用した。
この100Gメトロソリューションは、アムステルダムのデータセンタロケーションを接続し、AMS-IXの現行のネットワーク容量を倍増とすることで、劇的な帯域成長と顧客の期待に応える。
AMS-IXのCTO、Henk Steenman氏によると、イクスチェンジプラットフォームでは転送データが爆発的に増え続けており、この成長は今後3年は続く(今年5月のデータフローは、318,600TB、前年比22%増)。「これに対処するためにネットワークコアの拡張とアップグレードを行う。アップグレードはADVAが100G光ネットワークを提供し、メトロエリアに採用される」。
AMS-IXにとって100Gメトロソリューションの重要な点は使いやすさ。AMS-IXは、ドイツ、マイニンゲンのADVAファシリティで徹底的なテストを行い、ライブテストベッド環境でも同ソリューションの評価を行った。
ADVAのCTO、Christoph Glingener氏は、「100G技術に対する要求は急激に伸びており、特に10G密度が限界に来ているところで顕著だ。サービスプロバイダは、顧客のデータ要求に、効率よく応える必要がある」とコメントしている。
ADVA FSP 3000に実装された100Gメトロソリューションはダイレクトディテクション4×28G技術をベースにしており、500kmまでの効率のよい100Gbpsデータ伝送を求めるサービスプロバイダやエンタプライズの要求に直接的に応えるものであり、コスト、スペース、消費電力、波長、これら4つの重要要素の効率向上を目的に設計されている。