Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 14, 2012, Sant Clara--エンスフィア(Ensphere)は、EnsphereESI-XVR10100光トランシーバを用いてThunderbolt AOC市場に参入した。
同社創始者/CEO、Hessam Mohajeri氏は、「光Thunderbolt設計仕様全般を満足するには、シリコンCMOSパフォーマンス、ローパワー動作、ロープロファイル製品で、バランスがとれたハイパフォーマンス10Gbps光エンジンを選択することが重要であることは、光ケーブルサプライヤには分かっている。初めてそうした市場に参入するケーブルサプライヤは、当社のデザインおよび配送能力を評価し、EnsphereESI-XVR10100を採用した」と話している。
住友電工は、EnsphereESI-XVR10100ベースの光エンジンを採用した理由について、「全般的な設計仕様への適合性が優れているため」(Shigeo Saito氏, Executive Officer)としている。
ESI-XVR10100光トランシーバは、最高パフォーマンスを確保するためにオンチップ熱センサとVCSEL補償ロジックを持っており、2レーン10Gbpsの光Thunderboltケーブルに適している。OPTメモリに特別な動作特性を予めプログラムしておくと、より広い並列インタフェースを必要とするアプリケーション用デバイスが4つまで命じられたとおりに動く。ESI-XVR10100は、現在ダイで量産提供中。