Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 14, 2012, Upper Lake--ElectroniCast Consultantsは、非民生用途の暗視装置(NVIS)対応照明向けLED世界消費額予測を発表した。非民生用途とは、軍、警察、緊急医療(EMS)および関連用途を指している。
NVIS(Night Vision Imaging System)用LEDは近赤外(NIR)ノイズが出ないような環境を提供する必要がある、このノイズは暗視ゴーグル(NVG)の感度を妨げるからだ。暗視装置対応(NVC)は、照明装置の設計が適切な使用を考慮に入れたものであれば実現可能だ。
ElectroniCastによると、NVIS対応照明用LEDは軍事市場のシェアが最も多い。軍事市場とは、陸軍、空軍、海軍、海兵隊、沿岸警備隊、州兵および世界各国の同等分野を含む。
警察セクタは、地域、州、国家警察(およびFBI, DHS/ICE, DEA, ATF, CIA, DSSなど)と世界各国の同等分野を含む。アプリケーションカテゴリには、緊急隊、EMS、消防/レスキュー/森林などが含まれる。
軍事分野では船舶カテゴリの最速成長が予測されており(2011-2018)、これは外部NVIS対応照明用LEDが牽引している。市場シェアが大きなもう1つのカテゴリは航空機で、2012年のNVIS対応照明用LED世界消費額の25%を超えるシェア。
2012年の地域別NVIS対応照明用LED消費額ではアメリカ地域の市場シェアが最も大きい(60%)。アメリカ地域を牽引しているのはUSで、2011-2018年の予測期間を通じて市場シェアでリードを続ける見込だ。しかし、最速の成長が予測されているのはAPAC地域(2012年のシェアは14%だった)。