Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 13, 2012, Meiningen--ドイツ、マイニンゲンのアイフォテック(Aifotec Fiberoptics GmbH)とバンコクのフォーカスマニュファクチャリング(Focuz Mnufacturing Co. Ltd)は、戦略的提携を発表した。
この提携契約は、フォトニックアセンブリ工程の開発とコスト最適化および数量によらない高品質製造を組み合わせてコスト効率のよい固有のフォトニックアセンブリで設計・製造サービスを提供することを目的にしている。
Aifotecのハイブリッド集積技術は、共晶接合や様々な接着技術を用い、ガラス、セラミック、ポリマ、シリコンなど、最先端のベンチで光エンジン用のパッケージングプロセスを開発するためのソリューションとなる。
Focuzは、光ケーブリング、ダイボンディング&ワイヤボンディング、パッケージングなど、オプトエレクトロニクスシステム最終製品レベルまで含めて、量産、エンジニアリング、サプライチェーンマネージメントサービスでは実績がある。同社はタイのバンコクで量産することでコスト効果を出している。
この提携の狙いは、両社協働の成果を市場に示すことであり、顧客にとっては効果的なプロジェクトリソースを提供することにある。
量産およびデータ通信市場など、帯域要求の厳しいアプリケーションでは、電気-光コンポーネントやサブアセンブリの契約デザイン、製造、パッケージングの膨大な需要があり、しかも伸びている。これらの市場は、設計段階からコストに敏感であるが、新しいプロセス、プロセス技術、必要とされる材料に対応している。ここでは単なる力尽くの量産能力以上のものが必要とされており、フォトニクス物理や電気-光結合における深い経験を利用し、製造を考慮に入れた設計(DFM)で、材料とプロセスの最適選択への賢明で包括的なアプローチが必要となる。
Focuzの社長/CEO、Dr. Teera Achariypaopanは、「Aifotecとの提携により、幅広いサービス、プロトタイプから最終製品までの効果的なサイクルを提供し、全般的な製造コストや製造プロセスを最適化できる。当社の顧客にとっては非常に大きな効果が期待できる」と話している。