Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 8, 2012, Dallas--キャリアント(Calient Technologies, Inc)とサイアン(Cyan Inc)は、ミネソタテレコム(Minnesota Telecom)のNESC(Northeast Service Cooperative)が両社を選定してノースイーストミネソタ地域の顧客に10Gbpsまでの速度で広範なデータサービスを提供するために光ネットワークを構築すると発表した。
両社は、3D MEMSフォトニックスイッチングを使用して業界初のCDC(colorless, directionless, contentionless) ROADMを導入し、完全遠隔操作のマネージメント、プロビジョニング、テスト機能を備えた、経済性の高い挿抜ソリューションを提供する。これらの機能によって、NESCは、自社のリソースを活用して14スパンのネットワークノードと915ファイバマイルのネットワーク全体をサポートすることができるようになる。
NESCは、ノースイーストミネソタの8つのカウンティにサービスを提供している非営利会社。同社はアメリカ農務省地方公共事業局を通じてアメリカ復興・再投資法による連邦ブロードバンド振興資金、4350万ドルを得てネットワークを建設している。
NESC CDC ROADMネットワークは、CyanのZ-Seriesパケットオプティカルトランスポートシステムとキャリアントの新しいS320 3D MEMSフォトニックスイッチで構成されるハイブリッドソリューションをベースにしている。Cyan 360ソフトウエアによって規定される運用システムは、ネットワーク全体のプロビジョニング、構成、障害モニタリングを統合的に提供するソリューションを実現する。
NESCのCDC ROADMネットワークにより、サービスエリアの任意の固定サイトに広帯域接続を設定でき、新たなサービスのプロビジョニング、オンデマンドで直ちに顧客帯域レベルの変更ができる。
Calient S320フォトニックスイッチは、低消費電力、小型形状の筐体で、業界最高のポート数と信頼性を実現している。
(詳細は、www.calient.net)