Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

June 7, 2012, Redwood City--DellOro Groupの調査によると、サービスプロバイダコアルータ市場は前年比で、2四半期連続して落ち込んだ。インターネットトラフィックをルーティングする装置は、2012年第1四半期、7%減となった。これに先行する四半期には、13%落ち込んでいる。
「ここ数四半期、コアルータ需要は大きく減速した。これは、一部は通常の投資サイクルによるものだが、マクロ経済の不確実性も影響している」とDellOro GroupのVP、Shin Umeda氏は指摘している。「よいニュースは、ネットワークオペレータが100Gb/s技術にアップグレードする新たな投資サイクルの頂点に来ていると考えられることだ。これにより、現在一般的に導入されているものよりも容量が2.5倍、10倍に拡大する。今年下半期に市場の大きな上昇が期待できる」。
2012年Q1、サービスプロバイダコアルータ市場ではシスコ・システムズが市場リーダーで、過去10年ほどで市場シェアが最高となった。No.2はジュニパ・ネットワークス、次にファーウェイ・テクノロジーズが来ている。