Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 31, 2012, Campbell--Infonetics Researchの調査「Ethernetアクセス機器(EAD)」によると、Ethernetアクセス機器市場は2011年に前年比17%成長し、2012-2016年の予測期間で81%成長する。

調査の要点
・EAD需要の原動力は、Ethernet接続とサービスの展開、顧客の採用が急であること。
・ファイバEADは現在、全EAD需要の70%、銅線EAD(Ethernet over TDM結合回線/EoTDM EAD、Ethernetファーストマイル結合銅線/EFM EAD)が残りの30%。
・銅線は、限られているとは言え、Ethernetサービスでは重要な役割を担う。サイト構築やモバイルバックホールのTDMからEthernetへの移行でファイバに移行するプロバイダが多いが、ファイバの高価格が適切でないような多くの場所では銅線ソリューションが適しているからだ。
・シエナは、特に北米で大きなモバイルバックホール契約を獲得して、2011年のEthernetアクセス機器市場でADVAを追い越した。
・急成長するEFM結合銅線EADセグメントでActelisが市場リーダー。
・2011年、EAD市場で統合が進んだ。OvertureがHatterasを吸収合併、TELCO SystemsがANDAの資産を買収した。

主席アナリスト、Michael Howard氏によると、Ethernetアクセス機器市場は好調に伸びている。ビジネス向けキャリアEthernet接続、ビルディングやDSLAMからのバックホールの直接的反映、ブロードバンドやモバイルバックホールアプリケーションの成長などが成長の原動力。