Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 8, 2012, Santa Clara--RIO(Redfern Integrated Optics, Inc)は、フェーズ2 SBIR契約を獲得した。同契約では、宇宙飛行に適した1064nmスペクトラル領域で単一周波数狭線幅半導体レーザ技術の開発を進める。
RIO固有の外部共振器半導体レーザは、標準の14pinバタフライパッケージに収められており、2kHz以下の線幅、超低位相ノイズ、RINで単一周波数発振し、振動に強く、幅広い温度範囲で動作する。
RIOの会長/社長/CEO、Dr. Radu Barsanは、「次世代の宇宙LIDAR機器用の優れたレーザ光源の開発を目指したNASAとの協力は、新たな段階に入る。RIOは、当社の狭線幅レーザ製品を1064nmに拡張していく」とコメントしている。
RIOのPLANEX、ORION、RIO-Grandeレーザは、絶対精度、厳しいフィールド条件での寿命信頼性、高分解能を重視する多くのアプリケーションでは理想的なソリューションとなる。アプリケーションとしては、リモートセンシング、分布温度、歪、音響光モニタリング、高分解能分光計、LIDARおよび高精度計測用途がある。