Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 8, 2012, Dallas--ガルフ・ブリッジ・インタナショナル(GBI)とエクステラ(Xtera Communications Inc)は、中継機を用いた初の100G海底ケーブルシステムのサービス開始を発表した。
Xteraは、100G波長を提供する同社の多目的Nu-Wave Optimaプラットフォーム海底端局(SLTE)を、エジプトとイタリアを接続する地中海に導入した。GBIの地中海初の100G海底ケーブルによるヨーロッパと中東を結ぶルートは、アジアにも延びている。GBIは、最先端の光ネットワーク技術を展開して中東とさらにその先に新たなサービスを提供する。伝送レート100Gの導入は半年前に発表されたものだが、GBIのサービス提供戦略では重要な役割を担わされている。
XteraのNu-Wave Optimaプラットフォームは、独自のモジュラ型光トランスポートシステムで、LH、リピータなしの海底アプリケーション、リピータを用いる海底システムに共通したモジュールを使用することで総所有コスト(TCO)削減を図っている。リピータを用いる海底ケーブルシステムには、水中のリピータ(中継機)を監視するモニタリングモジュールも含まれる。
陸上系のNu-Wave Optima装置は、伝送距離3000km超、15Tbpsの伝送容量をサポートする。
(詳細は、www.xtera.com)