Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

May 1, 2012, Wellesley--BCCリサーチ(BCC Research)の最新技術市場調査レポート「新電子材料とデバイス技術:世界市場」によると、新電子材料市場は2010年に2760万ドル、2011年に3070万ドルだったが、2016年には55億ドルを超え、2021年には約260億ドルになる。2011-2016年はCAGR 182.5%、2016-2021年はCAGR 36.3%で成長する。
先端電子材料世界市場は、8つのセグメントに分けられる。センサとイメージング装置、通信、エネルギー、データストレージとメモリ、ディスプレイ、コンピューティング、照明と照明器具、その他。
ディスプレイが最大セグメントで、2011年の市場規模は100万ドル、これが2016年には39億ドル、2021年には約128億ドルになる、これらの5年予測期間でそれぞれCAGR 422.8%、26.7%で成長する。
次に大きいセグメントがデータストレージとメモリ。2011年の市場規模は100万ドルを切るレベルだったが、2016年には2億1000万ドル、2021年には約55億ドルに達する。5年の予測期間それぞれでCAGR 361.8%、92%成長。
現在の最大セグメントであるセンサとイメージング装置は、2011年に248万ドル、2016年には8億6920万ドル、2021年には30億ドルを超える。各5年の予測期間のCAGRは、103.7%、28.2%。
このレポートでは、新しいタイプの電子材料を調査している。それにはグラフェン、量子ドット、フォトニック結晶、ナノチューブ、超電導、ナノワイヤ、導電性/半導体ポリマ、相変化材料、モリブデナイトが含まれている。
ディスプレイアプリケーションは、これらの新材料にとっては最大の潜在市場と見なされている。特に、ポリマ、ポリマOLED。データストレージとメモリアプリケーションが次に大きな市場で、特に相変化材料が有望。センサとイメージング装置は、3番目に大きな市場を形成し、特に量子ドットにとって潜在市場。