Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 26, 2012, San Jose--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、100Gb/s DWDM光レシーバ用に設計したデュアルチャネルリニアTIA、GX3222Bのサンプル出荷を行う。
GX3222Bは、ハイパフォーマンス、SiGe、デュアルチャネル32GbaudリニアTIAで、帯域調整制御が可能。このため、現行世代の100Gb/s DP-QPSK光システムの他に、将来の400Gb/s光システムなど、多くの光伝送システムで使用できる。GX3222Bは、高DC電流キャンセル、低全高調波歪(THD)、高ダイナミックレンジ(30dB)で直線的利得、低消費電力(660mW)などの重要機能が特徴。その他、28～32Gbaudまでをサポートする調整可能な周波数レンジ。5000までの差動利得(DG)。シングル、デュアルPDのいずれの構成でも動作。出力電圧制御。ピーク検出/入力モニタ。シャットダウンモード。形状は、40G DP-QPSK用GX3122BリニアTIAと互換性がある。
この製品に関連してGigOptixの光製品ライン、このTIAの主席設計者、Marco Cipriani氏は、「増加を続ける消費者の帯域要求に対処するために、光通信はマルチレベルシグナリングへ移行している。これは、高速TIAの設計にとって新たな課題だ。新しいGX3222Bは、顧客が要求する新しい特徴を取り込むために初代のTIAを利用して、新規の課題に対処している。同時に、直線性、ダイナミックレンジ、入力パワーのハンドリングなどのパフォーマンスも向上しているので、この新しいGX3222Bは、現在の100Gb/sだけでなく、次世代の400Gb/s、1Tb/s伝送にも対応可能だ」とコメントしている。