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住友電工、Thunderbolt光ケーブルのサンプル出荷を開始

April 18, 2012, 東京--住友電気工業(住友電工)は、Thunderbolt光ケーブルのサンプル出荷を開始した。 2012年4月16日~19日に米国ラスベガスで開催される全米放送機器展「2012 NAB show」のインテルブースでのThunderboltテクノロジーのデモンストレーションにおいて住友電工のThunderbolt光ケーブルが使用される。
Thunderboltテクノロジーは、インテルコーポレーションが開発した、10Gbpsの高速伝送を実現し、デュアルプロトコルソリューションによりPCI ExpressとDisplayPortをサポートする革新的な接続技術。住友電工は、インテルからThunderboltテクノロジーの技術仕様の開示を受け、Thunderboltケーブルの出荷を開始しているが、自社の光ファイバケーブル技術および光モジュール技術を融合し、長距離伝送を可能とするThunderbolt光ケーブルを開発し、サンプル出荷を開始した。

Thunderbolt光ケーブルの特長
(1)Thunderbolt接続の長距離化: Thunderbolt光ケーブルは、ケーブルの両端末のコネクタ内で電気信号と光信号の変換を行い、光ファイバによって信号劣化させることなく長距離伝送するアクティブ光ケーブル。端末のインターフェースはThunderboltメタルケーブルと同じであり、既存のPCおよび周辺機器のThunderboltポートに接続することが可能。ケーブル長は最大20mまで。
(2)しなやかで曲げに強い光ケーブル: Thunderbolt光ケーブルの直径は現行の住友電工Thunderboltケーブルと同じ直径4.2mmであり、取り扱い性に遜色はない。光ケーブルは民生機器での使用を想定し強靭性、堅牢性を追求。専用に開発した光ファイバを採用することで、例えば完全に180°折り返す「ピンチ」や結び目を作ってしまう「ノット」状態に対しても高い耐久性を持つ。

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