Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 12, 2012, Lyon--April 13, 2012, Moscow―フィリップス(Royal Philips Electronics)とロシアのLEDメーカー、オプトガン(Optogan)は、合弁会社を設立し、急成長するロシアのLED街灯市場で有力なプレイヤーになると発表した。
新会社の出資比率はフィリップスが51%、オプトガンが49%であるが、詳細は未公表。
合弁会社はフィリップスの最新LED街灯ソリューションおよび国際品質標準とオプトガンのLED知見、革新的ソリューション、この分野の地域市場ニーズに対する理解を統合していく。合弁会社が開発、製造した製品は、ロシア連邦およびその関税同盟国であるカザフスタン、ベラルーシで販売される。
フィリップス-オプトガンの提携は、地域LED産業の発展、ロシア政府のエネルギー効率(EE)への取組サポートにフォーカスしている。LED街灯への移行によりエネルギー消費は最大80%削減でき、サービスや保守コストの大幅削減につながる。明るさが増すことでセキュリティ感覚が強化され、道路の安全性も向上する。
ロシアの街灯は、LEDの主要成長セグメントの1つであり、魅力的な市場セグメントと見なされている。ロシア街灯市場は、今後4年で倍増となり、2015年には1億ユーロ(EUR)に達する。この成長は、街灯近代化を目標とした政府のエネルギー効率化計画が原動力となっている。同計画により、2015年早期にLEDのシェアは50%に達すると予測されている。
(詳細は、www.optogan.com)