Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

April 11, 2012, San Jose--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、100G DWDMメトロ/LH光送信器向けに設計されたGPPO出力GX62452 SMT MZMクワッドドライバのエンジニアリングサンプル出荷を開始した。
GX62452の特徴は、100G(DP-QPSK)向けデータレート32.5Gb/s、業界標準表面実装(SMT)100G MUXes準拠コプレーナディファレンシャル入力、低RMSジッタ、7Vppシングルエンド出力など。
同社CTO、Andrea Betti-Berutto氏によると、このドライバの開発はTier1顧客の求めに応じて共同開発したもので、狙いは顧客のシステム設計を簡素化することにあった。「多機能をGX62452に集積したことで、信号パフォーマンスが最適化され、顧客のシステム設計が大幅に簡素化された。システムサイズ、システム製造に必要な工数などが削減され、これによってコストも下げられた」。さらに同氏は、「この画期的なSTMパッケージの優れたパフォーマンスにより、このドライバを先々の400Gb/s、1Tb/sドライバソリューションにも使うことを考えられる」とコメントしている。
調査会社Ovumの調査によると、100Gは最速成長の光市場セグメントの1つであり、2016年までCAGR 107％で成長する。