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フジクラが米国のニスティカを買収
April 10, 2012, 東京--フジクラは、米国のコンポーネントベンダ、ニスティカ(Nistica)との間で買収の合意に達し、契約した。
フジクラは、2007年にニスティカと戦略的パートナーシップを結び、共同開発したROADMの主要部品、波長選択スイッチ(WSS)をフジクラの海外生産拠点で生産している。
WSSはROADM機能実現のための不可欠の部品として、需要拡大が期待されている。ニスティカのWSS技術は、次世代ROADMシステムに要求される高度な機能を満たすことが可能であり、フジクラによると、多くの有力通信ネットワーク機器ベンダから高い評価を得ている。
フジクラは、この買収により、今後拡大するROADM製品市場でWSSとその周辺や製品の販売拡大を図ることで、光機能部品事業を強化する。フジクラは、2015年度におけるROADM製品の販売規模100億円以上を目指しており、「経営リソースの投入と積極的な営業活動の展開に取り組む」とコメントしている。
フジクラおよびニスティカと戦略的パートナーシップ関係にあるNTTエレクトロニクス(NEL)とは、「買収後も関係を維持していく予定」としている。
ニスティカは、OFC/NFOEC2012で、25GHz波長間隔、5GHz粒度でグリッドレスパフォーマンスを可能にする製品、FOURIERモジュールを発表している。同モジュールは、次世代のCDC(colorless, directionless, contentionless)、グリッドレスアプリケーション仕様を満足するネットワークノード構築に使用される基本構成要素(March 9, 2012 online news参照)。
フジクラは、2007年にニスティカと戦略的パートナーシップを結び、共同開発したROADMの主要部品、波長選択スイッチ(WSS)をフジクラの海外生産拠点で生産している。
WSSはROADM機能実現のための不可欠の部品として、需要拡大が期待されている。ニスティカのWSS技術は、次世代ROADMシステムに要求される高度な機能を満たすことが可能であり、フジクラによると、多くの有力通信ネットワーク機器ベンダから高い評価を得ている。
フジクラは、この買収により、今後拡大するROADM製品市場でWSSとその周辺や製品の販売拡大を図ることで、光機能部品事業を強化する。フジクラは、2015年度におけるROADM製品の販売規模100億円以上を目指しており、「経営リソースの投入と積極的な営業活動の展開に取り組む」とコメントしている。
フジクラおよびニスティカと戦略的パートナーシップ関係にあるNTTエレクトロニクス(NEL)とは、「買収後も関係を維持していく予定」としている。
ニスティカは、OFC/NFOEC2012で、25GHz波長間隔、5GHz粒度でグリッドレスパフォーマンスを可能にする製品、FOURIERモジュールを発表している。同モジュールは、次世代のCDC(colorless, directionless, contentionless)、グリッドレスアプリケーション仕様を満足するネットワークノード構築に使用される基本構成要素(March 9, 2012 online news参照)。