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NEC、「日本海溝海底地震津波観測システム」受注
April 2, 2012, 東京--NECは、防災科学技術研究所(防災科研)が整備を開始した「日本海溝海底地震津波観測網」の海洋調査及び海底機器の製作を受注した。
日本海溝海底地震津波観測網は防災科研が敷設を計画する大規模な海底地震・津波観測ネットワークであり、房総沖から根室沖にわたる広範囲な海域と、日本海溝軸の外側海域での、地震や津波の観測を可能する。完成時には5,000kmを越える海底ケーブルと150台を越える海底観測ユニットを中心に構成されることになる。
今回NECが受注した内容は、ケーブル敷設ルートの選定と観測点設置予定箇所の構造探査、および2海域分の観測装置の開発と製造(2011年度第3次補正予算にて着手)。
各観測装置からのデータは、光海底ケーブルによってリアルタイムで陸上の受信局に伝送される。
NECは、海底ケーブル事業で実績のある光通信技術、長距離における電源供給技術、データ伝送・処理技術を活用することにより、日本海溝海底地震津波観測網に求められる技術仕様への対応を実現。
NECは、日本で初めて1979年に東海沖のケーブル式常時海底地震観測システム供給に始まり、これまでに国内9件、海外1件の海底地震・津波観測システムの供給を行なっている。また、これまで納入したシステムは、現在まで安定稼動を続け、貴重なデータを地上の観測センタに届けている。
日本海溝海底地震津波観測網は防災科研が敷設を計画する大規模な海底地震・津波観測ネットワークであり、房総沖から根室沖にわたる広範囲な海域と、日本海溝軸の外側海域での、地震や津波の観測を可能する。完成時には5,000kmを越える海底ケーブルと150台を越える海底観測ユニットを中心に構成されることになる。
今回NECが受注した内容は、ケーブル敷設ルートの選定と観測点設置予定箇所の構造探査、および2海域分の観測装置の開発と製造(2011年度第3次補正予算にて着手)。
各観測装置からのデータは、光海底ケーブルによってリアルタイムで陸上の受信局に伝送される。
NECは、海底ケーブル事業で実績のある光通信技術、長距離における電源供給技術、データ伝送・処理技術を活用することにより、日本海溝海底地震津波観測網に求められる技術仕様への対応を実現。
NECは、日本で初めて1979年に東海沖のケーブル式常時海底地震観測システム供給に始まり、これまでに国内9件、海外1件の海底地震・津波観測システムの供給を行なっている。また、これまで納入したシステムは、現在まで安定稼動を続け、貴重なデータを地上の観測センタに届けている。