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ROADM WSSコンポーネント市場は今後5年は年に15~20%成長

April 2, 2012, Boston--Infonetics Researchは、ROADM光ネットワーク装置とそれに含まれるWSSコンポーネントを調査した「ROADMコンポーネント」レポートを発表した。

主な調査結果
・世界のROADM WSSコンポーネント販売は、2010年に+124%と激増した後、2011年は約5%の成長にとどまった。
・2011年の市場縮小を招いた供給問題はすでに解消されている。
・WDM ROADMベース光装置(コンポーネントではない)の売上は2011年に前年比36%増となり、WSSモジュールの出荷を大きく上回った。
・ROADM WSSの出荷数量は、価格下落により売上高よりも遙かに大きな成長となる見込だ。また、今後ネットワークエッジへのROADM導入が進むことから、小型の1×4 WSSが普及し、これも売上高と出荷数量の伸び率の差を広げることになる。
・WSS市場は引き続き、大手3社、コアドナ、フィニサ、JDSUがメインプレイヤ。ただ、カラーレス、ディレクションレスROADMが出てくると、オクラロやニスティカなどの小規模ベンダにも商機が訪れる。この点は、新興の中国ベンダや斬新なプロトタイプを出してくる日本のベンダも同様。
・コヒレントオプティクスが出てきたことでROADMネットワークに新たな成長の方向が見えてきた。Infonetics Researchの予測では、40G/100Gコヒレントネットワーク装置への移行で市場シェアを勝ち取ると、ROADM光装置市場でのシェアも牛耳ることになる。
 Infonetics Researchのディレクティングアナリスト、Andrew Schitt氏によると、過去18ヶ月間、WSSコンポーネント市場の成長に一服感があった。これはサプライチェーンの過剰在庫とROADM装置販売の低迷が原因。同氏によると、WSSコンポーネント市場は今年成長再開となり、今後数年は年間の売上高は約15%~20%の成長を維持する。

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