Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 27, 2012, San Jose/Fremont--オクラロ(Oclaro, Inc)とオプネクスト(Opnext, Inc)は、全株式取引により合併することで正式合意したと発表した。契約により、オプネクストの株主は保有するオプネクストの全株式に対して固定比率0.42でオクラロの普通株を受け取る。
両社の合併により光業界に大きな変革が期待でき、30年にわたる通信とデータコムに統合された光技術革新がもたらされる。この合併は、2015年に92億ドル市場と予測される、急成長する光コンポーネントとモジュール市場における新たな業界リーダーの誕生となる。統合新会社の幅広い製品ポートフォリオ、技術革新、エンジニアリングリソース、コスト構造と戦略的顧客関係は、同社の成長機会を一段と拡大し、株主にとって長期的な価値を生み出すものと期待されている。
従来分離されていた通信とデータコムネットワークが統合されつつある。新会社は、このトレンドに乗ることができるポジションを確保しており、コアとなる光ネットワークへのNo.1サプライヤとなりうる。特に、2015年までCAGR 42％の勢いで急成長しつつある40Gと100Gセグメントでは、新会社は強力なリーダーシップ的な位置を占めている。
今回の取引が完了すると、オプネクストの株主は統合会社の約42％の株式を所有することになる。
新会社は、合併後18ヶ月以内に年間のコストシナジー効果を3500万ドル~4500万ドルと見込んでいる。また、リストラクチャリング、システム統合コストは2000万ドル~3000万ドルと見込まれる。
新会社の会長/CEOは、Alain Couder氏。合併後、Harry Bosco氏は新会社の取締役会に加わる。
(詳細は、www.opnext.com)