Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 23, 2012, Portland--ティムバーコン(Timbercon, Inc)は、QSFP/QSFP＋パッシブ電気ループバックを発表した。電気ループバックは、ボードレベルテストでQSFP/QSFP＋トランシーバポートの試験用に使う。フル装備のトランシーバを電気のループバックで置き換えることで経済性が高まる。
電気のループバックはQSFP/QSFP＋ポート準拠の標準MSAハウジングにパッケージされている。特徴として、メモリはカスタマイズ可能、MSAの4つの最大パワーレベルを含めて任意のパワーで動作可能であると同社は説明している。ホストからのデータ伝送は(内部でループバックモジュールに)電気的にルーティングされ、データ出力を受けてホストに戻される。電気ループバックモジュールはレーザダイオード、PD、レーザドライバ、TIAチップを含んでいないので、R&D評価、製造テスト、システムの詳細テストで、QSFP/QSFP＋ポートのテストを経済的に行うことができる。
電気ループバック機能の他に、QSFP/QSFP＋はMSA標準2ワイヤシリアルデジタル診断通信インタフェース、プリロード256kB EEPROM 2ページメモリマップも提供。また、QSFP/QSFP＋ループバックは、2色LEDでモジュールの動作状態を表示する。