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LED照明に牽引されて電力用半導体市場は2016年30億ドルに

March 22, 2012, Wellingborough--IMSリサーチ(IMS Research)の調査によると、LED照明に使用される電力用半導体の世界市場は2016年に30億ドルを超える。
IMSリサーチの調査レポート「LED照明の電力用コンポーネントに好機」は、高効率照明に対する需要の高まりと電球に対する法規制によってLED照明が急速に普及し、電力用半導体素子は2016年には190億個、金額にして30億ドルを超えると予測している。
最大の商機は組込LEDランプで、2016年には電力用半導体は20億ドルを超える規模となる。多様なエレクトロニクス、仕様を持つランプの範囲が広がり、電力用半導体のメーカーの商機が拡大する。
調査担当のシニアアナリスト、Ryan Sanderson氏は「LED照明で必要となる複雑なエレクトロニクスは、照明ソリューションの従来メーカーにとっては新たな課題となる。ほとんどの設計は、電力用エレクトロニクスの知識を必要とするが、これは多くのサプライヤが社内に持っていない知識だ」指摘している。LEDランプ市場が原動力となって、AC-DCとDC-DCコントローラ、ローパワーMOSFETは2016年には15億ドルを超える。
また、LED照明器具は、電力用半導体メーカーにとって膨大な商機となる。2016年、予想されるLED照明市場の最大のものの1つが60Wを超えるハイパワーLED照明器具で、アプリケーションは街灯や産業用照明。これらのアプリケーションは、2016年には10億ドルを超えるが、パワーMOSFETと整流器が大部分を占める。
同レポートの担当者/市場アナリスト、Jonathon Eykyn氏は、「大手LED照明メーカーの中には、電源回路を社内で設計、製造できるところもあるが、それでも電力用半導体業界の知識と専門技術を必要としており、この点は変わりそうもない」とコメントしている。
(詳細は、www.imsresearch.com)

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