Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 12, 2012, Los Angeles--ファーウェイ(Huawei)は、業界初の10ペタビットオールオプティカルスイッチを発表した。
広帯域コンテンツを膨大な数のモバイルユーザに配信する必要性が光トランスポートネットワークを変えつつある。ファイバの伝送容量は、100G/400Gに達し、コアスイッチングノードは大容量を低消費電力で提供できるようになりつつある。光トランスポート技術の進化の方向はオールオプティカルスイッチングであるが、これは光信号を直接処理し、光レイヤで任意の粒度のサービスをクロスコネクトすることができる。
ファーウェイが発表したPPXCプロトタイプは、光バースト技術を使い、多様な粒度のサービスを柔軟にノンブロッキングスイッチすることができる。また同時に、1億ユーザに高解像度3Dインタラクション、数十億ユーザに音声サービスを提供できる。従来の電気スイッチと比べると、このオールオプティカルプロトタイプは小型で低消費電力となっている。大規模スイッチング容量をエネルギー効率よく実現し、「グリーン」光ネットワークをサポートしている。