Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

March 6, 2012, San Jose--Sanmina-SCI Corporationはギグオプティクス(GigOptix)との提携関係を広げる。Sanmina-SCIは、すでに光パッケージングの設計を終えており、今後GigOptixの次世代100G TFPS光変調器LX8240光パッケージングを製造する。
Sanmina-SCI通信ネットワーク部門エグゼキュティブVP、David Dutkowsky氏は、GigOptixの新しい100G変調器に関連して、「GigOptix独自の薄膜ポリマ・オン・シリコン(TFPS)技術をベースにしており、これまでに生産されたことがなく、また前例のない精度が要求される。当社は過去10年、光分野に大きな投資をしてきており、このような画期的な製品を商用化していくための設計、産業化、試験、カスタム製造技術を持っている」と語っている。Sanmina-SCIは、複雑で高価な光、エレクトロニクス、メカニカル製品に対する製造ソリューションを提供することで知られている。
GigOptixのTFPS技術ベースのLX8240超小型、低挿入損失、低消費電力の変調器は、GigOptixの説明によると、メトロから超長距離まで幅広く使用できる。
GigOptixとSanmina-SCIとの提携は40G技術の段階でスタート。GigOptixのオプティクス担当VP、ジェネラルマネージャ、Dr. Raluca Dinuは、「Sanmina-SCIの設計能力、技術協力の水準から、当社の100G技術の製品化に同社が手を貸してくれるものと確信した」とコメントしている。