Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 10, 2012, Lehigh Valley--サイオプティクス(CyOptics Inc)は、QSFP+向けに40G TOSA/ROSAの新シリーズを販売すると発表した。QSFP+トランシーバは、データセンタやエンタプライズネットワークの広帯域ルータ/スイッチをターゲットとした製品。
TPIC-10410-A1 TOSAは、1310nmウインドウで4CWDM波長を単一光出力する。TOSAは、4つの高信頼、ハイパフォーマンス非冷却10Gbps DML、光MUX、パワーモニタ用の4PIN-PDを集積。RPIC-10410-A1 ROSAは、4波長を分離する光DEMUX、4個の高信頼、ハイパフォーマンスの10G PIN-PDアレイ、クワッドTIAを集積している。
Ovumの主席アナリスト、Karen Liu氏は、「QSFP+がSR4とLR4の両方が入手可能になったので、データセンタオペレータや装置ベンダはインタコネクトについて心配する必要がなくなった」として、「LR4アプリケーション向け40G QSFP+が瞬く間にCFPを上回り、2012-2015年の間にCAGR 79％で成長する」と見ている。同氏によると、LR4 QSFP+は光コンポーネント分野で最速の成長が見込める製品の1つ。
これらのコンパクトTOSA(15.8×5.8mm)、ROSA(17.2×5.8mm)パッケージは、QSFP+トランシーバ形状での利用に準拠しており、IEEE.802.3ba標準40GBASE–LR(10km)アプリケーションに適用できる。現在サンプル出荷中で、一般提供は2012年7月の予定。