Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

February 7, 2012, Redwood City--DellOro Groupが発表した調査レポート「光トランスポート5年予測」によると、DWDM販売はCAGR 10％で成長し、予測期間内に120億ドルに達する。
同社光トランスポート市場担当VP、Jimmy Yu氏は、「光伝送装置やDWDMシステムに対する需要は、無限に続く様相を示している」とコメントしている。その理由として同氏は、固定およびモバイルブロードバンドネットワーク両方でバックホール需要が増えていることを挙げている。
今後5年の間に光市場で起こることを3つ挙げるとすれば次のようになる。

1．パケットベースの装置への移行。今後5年で光パケット装置の販売が3倍に伸びる。
2．トランスポートとスイッチングの両方でOTN、MPLS、MPLS-TPが伸びる。これは光パケット装置の成長と関連している。
3．40Gb/sおよび100Gb/s DWDM需要の増加。これは着実に伸びていき、2016年までにはDWDM販売の約60％を占めるようになる。

同レポートは、DWDM長距離陸上システム、WDMメトロ、マルチサービスSONET/SDH、光スイッチ装置を調査している。調査内容は、メーカーの売上、平均販売価格、出荷台数、100Gまでにトリビュタリ/ラインおよび波長出荷数など。