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通信サービスプロバイダの収益とCAPEXは先行き低成長

January 31, 2012, London--Ovumによると、サービスプロバイダ(SP)の収益とCAPEXが前年比で堅調に成長して、通信業界は2011年に回復した。
新しいレポートではOvumは、2011年のサーヒスプロバイダの収益とCAPEXはそれぞれ12%、7%成長となり、CAPEXは3140億ドル、収益は1兆9620億ドルに達したと推定している。
同レポートの予測では、SPの収益は、2010-2017年の間にCAGR 2.9%の成長となり、2004-2010年に達成したCAGR 6.3%から大幅に落ち込むことになる。これはCAPEXでも同様で、2004-2010年はCAGR 6.5%で拡大したが、2010-2017年はCAGR 3.1%成長に落ち込む見込みだ。
Ovumの主席アナリスト、Matt Walker氏は、2011年の状況について、「マクロ経済の弱さが、トップレベルのSPの収益の伸びを押さえ込んだ」と指摘している。「サービスプロバイダは、CAPEXとOPEXの両方で積極的にコスト構造を改善し、この現実に対処した」。
CAPEXでは、サービスプロバイダは競争力を犠牲にすることなくコストをコントロールするツールを沢山持っている、とWalker氏は説明。ネットワークシェアリング、ソフトウエアベースのネットワークエレメント、成長に応じて支払う契約条項、共同調達、M&Aはすべて重要になる。
同レポートニよると、OPEX側ではキャリアは益々アウトソーシングの度合いを強めていく。これによってテレコムインフラサービス市場が710億ドルに拡大した。
「アウトソーシングを通じてSPのOPEXを外部ベンダにシフトすることで、特にサービス分野に新たな商機が生まれる。また、総設備投資額(CAPEX)に占めるモバイルオペレータのシェアが引き続き上昇しており、2011年では56%だったが、2017年には62%になる」とWalker氏はコメントしている。

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