Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 25, 2012, Lannion--イェニスタ(Yenista Optics)は、同社のフラットトップ光チューナブルフィルタにウルトラファインオプション、XTM-50/XTA-50を発表した。このオプションでは、最小帯域幅を1550nm波長で業界最先端の32pm(4GHz)にすることができる。
次世代100Gbps伝送システムの開発では、新しい変調フォーマットやそのサブバンドの研究で極めて帯域幅の狭い可変フィルタが必要になってきている。イェニスタのウルトラファインオプションは、XTフィルタレンジに高い選択性を持たせることでこの要求に完璧に応えている。このオプションでは、帯域幅は32pm(4GHz)～650pm(80GHz)まで調整でき、エッジは800dB/nm、市場で最も急峻なフィルタとしている。標準バージョンでは、これらの値はそれぞれ50～800pm、500dB/nm。これらのフィルタは、1480～1620nmの範囲で動作し、極低分散、低損失が特徴。
イェニスタの北米販売/マーケティングマネージャ、David Heard氏は、「イェニスタのフィルタは、最も要求の厳しいアプリケーション向けに設計されている。高いアイソレーションと広い波長範囲は全ての競合製品を凌駕している。当社のXTフィルタは、特に通信市場で高い評価を得ており、今回の新しいウルトラナローフィルタは、OFDMなどの新しい伝送技術や変調フォーマットを開発しているエンジニアの要求に応えるものだ」とコメントしている。