Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 25, 2012, San Diego--フリースペースオプティクス(FSO)のメーカー、ライトポイント(LightPointe)は、新しいポイント・ツー・ポイント(P2P)バックホール製品を発表した。
AireStrata Gは、ライトポイントがビジネス、キャリア、政府機関向けに独自に開発した、自動トラッキングにより4ビーム同時伝送/受信、柔軟なファイバインタフェースオプションを特徴としており、4G/LTEテレコム、データおよびビデオネットワーク向けに設計されている。
FSO技術はバックホール分野でルネッサンスが始まっている。これはRFの混雑が益々深刻化していること、世界的にライセンスやコストによる後れがなく導入できること、最も安全なP2P通信ソリューションと見なされている第4世代光技術に関連してパフォーマンスと信頼性が飛躍的に向上することなどが理由。AireStrata Gは事実上傍受不可能となっており、このため金融、医療、政府、軍およびその他のアプリケーションで理想的であると見なされている。
ライトポイントの社長/CEO、Heinz Willebrand氏によると、AireStrata Gでは、マルチファイバ/銅線インタフェース、集積型ユーザプログラマブルL2 Ethernetスイッチ、最先端の集積型インバンドもしくはアウトオブバンドWebブラウザおよびSNMPベースのマネージメントプラットフォーム、それに最高品質のドイツ光学グレードレンズを追加している。AireStrata Gは、キャリアアプリケーションの他に、病院や学校システムから軍作戦区域までのプライベートネットワークに導入可能。こうした分野では、伝送が盗聴されないことが重要。
ライトポイントは、同社のレガシーFSOブリッジにアップグレードキットも発表した。これはMRV Communicationsがライトポイントの第4世代FSOを利用してハイブリッドオプティカル-レディオ製品としたもので、新たなマントや再調整は不要となっている。
(詳細は、www.lightpointe.com)