Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 23, 2012, Morristown--TE SubComは、大西洋を横断する距離で100Gbpsコヒレント、10Tbps伝送デモンストレーションに成功した。このテストは、同社の新しい第1世代TErC100トランシーバのプロトタイプを用いて行われた。
デモンストレーションは、アンプやファイバなど、海底システムを模したコヒレント最適化テストベッドで行われ100×100Gbps(10Tbps)が、大きなシステムパフォーマンスマージンを持ちながら、6400kmをエラーフリー伝送された。テストしたハードウエアには、独自の軟判定FECアルゴリズムも含まれている。
TE SubComのCEO、David Coughlan氏によると、現在の分散マネージドDWDMシステムのアップグレードは今後2年ほどで技術的にも経済的にも限界に達する。「そうした理由からTE SubComは以前から100Gへの移行を考えていた。多くの顧客が現在のアップグレードの先を注視しており、将来的に競争力のある100Gbpsケーブルシステムを計画している」とコメントしている。
またTE SubComのマネージングディレクタ、Ekaterian Golovchenko氏は、この実験成功に関連して、「100G時代へのドアが開かれた」と語っている。