Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

January 12, 2012, Morristown--TE Connectivityの子会社、TE SubComは、9500kmを超える海底ケーブルシステムで初めて40Gへのアップグレードに成功した。これは業界最長の40Gネットワークとなる。
TE SubComは、G4、40G SLTE技術を用い、既存のケーブルシステムの容量を22×40Gにアップグレードした。TESubComの40G製品を用いた最大容量は、元の設計容量を42％拡大し、太平洋横断では初めてのケースとなる。
TE SubComのCEO、David Coughlan氏は今回のプロジェクトについて、「これは既存海底ケーブルシステムアップグレードの新たなスタンダードをなすものであるので、業界にとって重要な一歩前進であり、100Gへの道を拓くものである」とコメントしている。
TE SubComは、今後の方向性として、「10Gから40G、100G、さらにそれ以上への容量増強に向けた既存システム投資の最適化で顧客を支援していく。新しい世代のSLTE技術により、TE SubComは100Gの限界を打破し、海底ケーブルシステムのアップグレードを進めていく」と発表している。