Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 22, 2011, Middletown--KVH(KVH Industries, Inc)は、国際軍需産業から760万ドルの単軸ファイバオプティクジャイロ(FOG)を受注した。用途は、米軍の遠隔操作式無人銃架・砲塔の安定性サポート。この受注の出荷は直ちに始まり、2013年まで続く。
「KVHのコンパクトで、頑丈、手頃価格の光ジャイロはさまざまな用途に使える」と同社FOG/OEM販売担当VP、Jay Napoli氏は説明している。さらに同氏は、エンドユーザやシステムインテグレータが一連の出力オプションにKVH FOGを選択する理由として、特許となっているDSPエレクトロニクス設計、バイアスの安定性による傑出したパフォーマンス、リニアリティ、再現性、広帯域特性を挙げている。
また、レートや回転角の測定精度、反復的な高速発砲に対する耐性が求められる、要求の厳しいアプリケーションには、同製品の群を抜いたローノイズ特性が貢献する。
KVHの光誘導、センサシステムは、商用および軍事関連の安定性、ナビゲーション、自律走行車、精密誘導アプリケーションに使用されている。