Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 16, 2011, Birkerød--NKT Photonicsは、フォトニック結晶ファイバ(PCF)技術の一部をGLOphotonicsにライセンス供与した。
同技術は、バース大学とデンマーク工科大学が開発し、NKTフォトニクス(旧Crystal Fibre A/S)が10年以上にわたり、PCF分野の先駆者となっている。現在、同技術は、スーパーコンティニュウムレーザ、ハイパワーパルスファイバレーザやファイバジャイロなどの製品分野でバックグラウンド技術となっている。この技術の優れた性能と柔軟性が新たなアイデア、新案の発露となっている。
「PCF技術は、多くの多様な方向に展開できる比類のないプラットフォームであり、当社は世界中の多数の有能な人々と協力し、当社単独で進めるよりも一段と優れたアイデアを生み出そうとしている。他社がこの技術から得るところは大きく、またライセンス供与することで革新的なアイデアが生まれると確信している」(NKT Photonics, CEO, Jakob Skov氏)。
GLOphotonicsは、バース大学からスピンアウトして現在フランスのLimogesに本社を置おき、ライセンス供与により、フォトニックマイクロセル(PMC)、気体封入ホローコアファイバを製造、販売している。