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住友金属鉱山、サファイア大型基板の事業化
December 14, 2011, 東京--住友金属鉱山は、サファイア大型基板の事業化に着手することとし、鹿児島県伊佐市にある同社の100%子会社、大口電子に量産ラインを設置することを決定した。
サファイア基板は、白色・青色LED用の窒化ガリウムを成長させる基板として使用される。白色LEDは、大型液晶テレビのバックライト向けの需要等に加え、省エネルギー・環境負荷低減効果が大きいことから、近年一般照明市場での需要も急拡大している。これに伴いサファイア基板市場も今後更なる成長が見込まれる。
住友金属鉱山は以前よりサファイア大型基板への参入を計画していたが、大口電子に大型の結晶育成炉を新設し、直径6インチのサファイア基板量産を決定した。設備投資額は、既投資分を含めて約12億円を計画している。これにより同社は、サファイアの大型結晶育成から基板加工までの一貫生産体制を構築する。
現在のサファイア基板の市場は2~4インチが主流だが、LEDメーカーのコストダウン要請の高まりにより、今後はより大型の基板の需要が拡大すると同社では予測している。6インチ基板の生産には大型結晶の育成が必要となるが、これは技術的に難しく、安定的に生産できるメーカーは世界的にも限られている。住友金属鉱山は結晶育成技術をベースとしてその量産技術を確立した。
サファイア基板は、白色・青色LED用の窒化ガリウムを成長させる基板として使用される。白色LEDは、大型液晶テレビのバックライト向けの需要等に加え、省エネルギー・環境負荷低減効果が大きいことから、近年一般照明市場での需要も急拡大している。これに伴いサファイア基板市場も今後更なる成長が見込まれる。
住友金属鉱山は以前よりサファイア大型基板への参入を計画していたが、大口電子に大型の結晶育成炉を新設し、直径6インチのサファイア基板量産を決定した。設備投資額は、既投資分を含めて約12億円を計画している。これにより同社は、サファイアの大型結晶育成から基板加工までの一貫生産体制を構築する。
現在のサファイア基板の市場は2~4インチが主流だが、LEDメーカーのコストダウン要請の高まりにより、今後はより大型の基板の需要が拡大すると同社では予測している。6インチ基板の生産には大型結晶の育成が必要となるが、これは技術的に難しく、安定的に生産できるメーカーは世界的にも限られている。住友金属鉱山は結晶育成技術をベースとしてその量産技術を確立した。