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ハイエンド融着接続機の接続機能を大幅強化し販売を開始
December 13, 2011, 東京--古河電工は多様化している特殊ファイバを適切な条件で融着接続できる、ハイエンド融着接続機S183PMII及びS184PM-SLDFの販売を開始した。今回、ソフトウェアの改良を加えることによって接続機能を大幅強化し、売り上げ5億円/年を見込んでいる。
古河は、光コンポーネントや光部品の研究・開発及び製造ライン向けに高機能・高性能なハイエンド融着接続機S183PMII及び大口径用S184PM-SLDFを販売している。
近年、急速に増えているファイバレーザ、ファイバセンサといった光ファイバ応用製品では、従来の通信分野と異なり、形状(非円形、空孔)、クラッド径、コア径が異なる様々な光ファイバを最適な条件で接続する必要が増えている。広く使われている光ファイバでは、予め融着接続機に最適な接続を行う接続条件が搭載されているが、標準搭載されていないファイバの場合、最適なプログラムを新たに作成または調整を行う必要がある。ユーザが最適な接続条件を作成するのは困難な場合もあり、古河で個別対応を行っていたが、ファイバ種の多様化、急増に伴い、ユーザサイドで簡単に接続できるようにしたいとのニーズが増えていた。
今回、ソフトウェアの改良を加えることによって、ファイバの状態、組合せに応じた最適な接続条件を自動で作成できるようになった。今後も特殊ファイバ接続のニーズに応えた製品開発を進めていく。
PANDAファイバの回転調整最適化
定偏波ファイバとして広く使われているPANDAファイバは、メーカーやロットにより断面形状が異なる。一般的に、内部の応力付与部材の位置を合わせて接続する必要があるが、PANDAファイバの側面方向からの観察では応力付与部材の位置が分からず接続が困難な場合があった。今回搭載した最適化機能は、自動でPANDAファイバを解析し、最適な回転調整のためのプログラムを作成するので、標準搭載されていないPANDAファイバも簡単に接続できるようになる。
異種ファイバ接続オートモード機能
光コンポーネント分野では、左右の光ファイバのコア径が異なる異種接続を行う必要があり、できるだけ低損失での接続が要求されている。接続するファイバの組合せに基づいて自動で放電の調整を行い、最適な低損失での接続を実現する。
直感的な手動融着作業
手動接続モードを一新し、より簡単に光ファイバを手動操作して所望の接続を行えるようにした。自動軸合わせ、自動偏波面合わせ等のツールを搭載し、手動・自動の切り分けが簡単にできる。またファイバ情報を適宜表示することも可能になり、調心状態を確認しながら簡単に接続できる。
古河は、光コンポーネントや光部品の研究・開発及び製造ライン向けに高機能・高性能なハイエンド融着接続機S183PMII及び大口径用S184PM-SLDFを販売している。
近年、急速に増えているファイバレーザ、ファイバセンサといった光ファイバ応用製品では、従来の通信分野と異なり、形状(非円形、空孔)、クラッド径、コア径が異なる様々な光ファイバを最適な条件で接続する必要が増えている。広く使われている光ファイバでは、予め融着接続機に最適な接続を行う接続条件が搭載されているが、標準搭載されていないファイバの場合、最適なプログラムを新たに作成または調整を行う必要がある。ユーザが最適な接続条件を作成するのは困難な場合もあり、古河で個別対応を行っていたが、ファイバ種の多様化、急増に伴い、ユーザサイドで簡単に接続できるようにしたいとのニーズが増えていた。
今回、ソフトウェアの改良を加えることによって、ファイバの状態、組合せに応じた最適な接続条件を自動で作成できるようになった。今後も特殊ファイバ接続のニーズに応えた製品開発を進めていく。
PANDAファイバの回転調整最適化
定偏波ファイバとして広く使われているPANDAファイバは、メーカーやロットにより断面形状が異なる。一般的に、内部の応力付与部材の位置を合わせて接続する必要があるが、PANDAファイバの側面方向からの観察では応力付与部材の位置が分からず接続が困難な場合があった。今回搭載した最適化機能は、自動でPANDAファイバを解析し、最適な回転調整のためのプログラムを作成するので、標準搭載されていないPANDAファイバも簡単に接続できるようになる。
異種ファイバ接続オートモード機能
光コンポーネント分野では、左右の光ファイバのコア径が異なる異種接続を行う必要があり、できるだけ低損失での接続が要求されている。接続するファイバの組合せに基づいて自動で放電の調整を行い、最適な低損失での接続を実現する。
直感的な手動融着作業
手動接続モードを一新し、より簡単に光ファイバを手動操作して所望の接続を行えるようにした。自動軸合わせ、自動偏波面合わせ等のツールを搭載し、手動・自動の切り分けが簡単にできる。またファイバ情報を適宜表示することも可能になり、調心状態を確認しながら簡単に接続できる。