Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 13, 2011, San Jose--ギグオプティクス(GigOptix, Inc)は、短距離14Gb/sシリアル光インタコネクト用パラレルVCSELドライバとレシーバアンプアレイをTier1顧客向けに量産、出荷を開始した。
GigOptixは現在、4chと12chの14Gb/sリンクチップセットソリューションを量産している。これらは、168Gb/sまで動作する次世代InfiniBand Fast Data Rate(FDR)アクティブ光ケーブル(AOC)向けと40/100GbEトランシーバ向け。チップセットの使いやすくコンパクトな設計は、データコム、航空およびコンシューマ市場に対応している。
GigOptixのハイパフォーマンスチップセットは、4ch HXT5104 VCSELドライバとHXR5104レシーバアンプチップセット、12ch HXT5112 VCSELドライバとHXR5112レシーバアンプチップセットで構成。これらのチップセットは、100m超の40Gリンクでは450mW以下の超低消費電力を実現し、トランシーバに必要なコンポーネントが最小になるように設計されている。このため、一層のコストダウンが可能。HXT/R5ファミリにはプログラム可能な等化およびプリエンファシス回路が組み込まれており、多様なトレース長に対応できるようになっている。また、集積されたADCとDACによる完全プログラマブル制御は業界標準の2ワイヤインタフェースを通じて行える。
(ライトカウンティングの予測では、AOCの量産出荷は2012年で25万個、2014年で40万個)