Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

December 1, 2011, Quebec City--エクスフォ(EXFO Inc)は、100G/40G高速ネットワークの設定やテストを著しく簡素化し、爆発的に増える低速パケットベースのデータにも対応すると発表した。
これは、同社のFTB–85100G Packet Blazer 100G/40G EthernetとOTNテストモジュール、FTB–8130NGE Power Blazer次世代マルチサービステストモジュールを同社のポータブルFTB–500プラットフォームに統合したもので、これによりネットワークオペレータは迅速にネットワークを拡張し、サービス開始までの時間を短縮することができる。この新しいソリューションを利用することで、多様なサービスを効率よく同時にテストすることが可能になる。
Ethernetテストの完全カバーとしてEXFOは、安定した耐障害性の強いEthernetサービス、100Gまでのネットワークパフォーマンスに対応したテストツールを提供している。これらのツールは、RFC2544、Smart Loopback機能を持っており、L2～L4までのループバック構成、QoS計測、VLANサポートによるトラフィックシェイピングができる。EXFOのソリューションにより、新規導入の100G/40Gネットワークが将来的に導入される要求の厳しいサービスに対応する能力があることを確実に実証できるようになる。
また、EXFOはFTB/IQS-85100G Packet BlazerモジュールにシングルおよびマルチステージのOTU4/OTU3を多重してシステムメーカーやネットワークオペレータの仕様に対処している。これにより、光ネットワーク(OTN)をODU0(1.25G)粒度で100G/40G波長まで、混在するサービスを効率よく多重する共通のコンテナとすることができる。この新機能により、高速OTNのブレイクスルーレベルの品質評価が可能になる。
この新しい追加機能は、既存のFTB/IQS-85100G Packet Blazerモジュール向けのソフトウエアオプションとして提供される。追加のハードウエアは不要であり、ユーザのROI最大化に寄与する、とEXFOは説明している。