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December 1, 2011, Campbell--Infonetics Researchは、「キャリアEthernet装置」レポートを発表した。
Infonetics Researchの分析によると、キャリアEthernet装置市場の成長は力強い。したがって、同社は2015年の市場規模予測を375億ドルから402億ドルに修正した。当初の予測と比較すると、市場セグメントによって成長の勢いに差が出てきている。「最大の下方修正は、Ethernetマイクロ波とVDSL装置セグメント。逆に、最大の上方修正は活発なキャリアEthernetスイッチセグメントだ」と主席アナリスト、Michael Howard氏はコメントしている。

調査の要点
・Infonetics Researchの予測では、2011年キャリアEthernet装置市場は15.7％成長で320億ドルに達する。2010年の同市場は、前年比30.5％増だった。
・キャリアEthernet装置に対するサービスプロバイダの投資は、テレコム全体の投資を凌駕し続ける。Infonetics Researchの予測では、2011年テレコムCAPEXは、前年比6％増となる見込み。
・キャリアEthernet装置市場を勢いづかせているのは、主にパケットベースIP次世代ネットワークへの移行と、トラフィックの増加。コンシューマ、ビジネス、モバイルバックホール、特にビデオ系トラフィックの増加。
・キャリアのパケットへの移行により、IP、MPLS、Ethernetへの依存度が著しく高まる。オペレータは、SONET/SDHの代わりに、徐々にEthernetトランスポートを利用するようになる。
・モバイルバックホールはキャリアEthernetにとって特別な成長分野であり、IP/Ethernet装置は2015年にはモバイルバックホール投資全体の95％を占めると予想されている。
・シスコがキャリアEthernetスイッチ世界市場のリーダーで、売上ベースで市場シェア45％。競合はシスコには遠く及ばない。
・ADVAとシエナが、急成長するEthernetアクセスデバイス(EAD)世界市場をリードしている。