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モリテックス カラーラインスキャンカメラ用レンズを開発

November 29, 2011, 東京--モリテックスは、カラーラインスキャンカメラに対応したマシンビジョンレンズ「ML-F80C-0205」を開発した。
同社によると、「ML-F80C-0205」は、近年、生産現場で需要が増加しているカラー画像の検査アプリケーションに対応するため、RGB色補正されたカラー画像専用の光学デザインとしている。カラーラインスキャンカメラや大型素子エリアカメラと組み合わせることで、より正確な色再現性で高品質な画像取り込みを実現する。また用途に合わせて、光学倍率0.2倍~0.5倍までの倍率幅に対応し、最大82mmまでのCCDカメラ素子に対応可能。
モリテックスは、このカラーラインスキャンカメラ用レンズ「ML-F80C-0205」を、12月7日から9日までパシフィコ横浜で開催される展示会「国際画像機器展 2011」へ出展する。
今回開発した「ML-F80C-0205」は、半導体・液晶・実装基板等の製造及び検査用に用いられるラインスキャンカメラの中で、特に解像度を求められるカラーラインスキャンカメラを使用したユーザをターゲットにしている。「ML-F80C-0205」はカラーカメラに対応するため、軸上色収差、倍率色収差を通常のレンズよりも補正し、三原色のコントラスト差が少なく、周辺のコントラスト差を向上させた画像の取り込みが可能。また、光学倍率の調整について、簡便なフランジフォーカルディスタンスの調整機構としたことで、高いコストパフォーマンスを実現している。
この「ML-F80C-0205」にモリテックスが提供するLEDや光ファイバ照明を用いたライティングソリューションを組み合わせることで、ユーザが求める最適な画像処理を提供することが可能となる、と同社では説明している。

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