Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 24, 2011, San Jose--ネオフォトニクス(NeoPhotonics Corporation)は、狭線幅チューナブルレーザの生産能力を倍増すると発表した。同社は、これらのレーザをOIF MSA標準ITLA製品に適用する。レーザは、40/100Gbpsコヒレントアプリケーションに必要なローノイズ、狭線幅となるように設計されている。
ネオフォトニクスの製品は、コンパクトで広い可変幅を持ち、Cバンドで35mW、Lバンドで20mWまでの出力を持つ狭線幅レーザとなるように設計されている。製品の線幅と周波数安定性は、ネオフォトニクスの位相シフトDFB-LDチップと独自のパッケージング技術とにより実現されている。ITLAアセンブリには波長ロッカーも集積されており、業界標準の電気およびファームウエアインタフェースも含まれる。この狭線幅チューナブルレーザは、2010年4月から出荷しており、コヒレントシステムで用いられる主要レーザの1つとなっている。
ネオフォトニクスCEO、Tim Jenks氏によると、この種のレーザの需要が増え続けており、品不足状態にある。同社の製造能力倍増は2012年Q1に完成する予定。