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アバゴ、SC11でHPC向け高帯域幅パラレル光ソリューションを発表

November 16, 2011, サンノゼ--アバゴ・テクノロジー(Avago Technologies)は、米国ワシントン州で開催されるSC11スーパーコンピュータ会議において高性能コンピューティング(HPC)アプリケーション向けに業界随一の帯域幅を実現するパラレル光ファイバ技術を発表した。
アバゴは、小型フットプリントのMicroPODとMiniPOD組み込み型パラレル光トランスミッタ/レシーバ・モジュールを紹介。こられのモジュールは、最大120Gbpsの帯域幅を持ち、クラウドコンピューティングおよび仮想サーバアプリケーションに必要なデータスループットの技術を提供する。
PLXテクノロジー(PLX Technology)との共同実演デモにおいて、アバゴMiniPOD技術でPCをI/O拡張ボックスに接続する業界初のPCI Express (PCIe) Gen3端末間光ファイバリンクを紹介する。また個別の装置サンプルによって、アバゴMicroPOD技術で動作するAltera光FPGAの概要も紹介される。
アバゴの光ファイバ製品事業部マーケティング・ディレクタ、Victor Krutul氏は「アバゴは、PLXやAlteraなどのハイテク企業と協力して装置間、ボード間、さらにはチップ間に光接続を拡張する」と話している。
PCIeデモでは、PLX PEX8748 PCIe Gen3 によって実現されたMiniPOD技術が展示され、最大64Gbpsの双方向接続によってボックス間トラフィックが30mまで拡張される。 光PCIeは、複雑で時間のかかる規格の変換をなくし、PCIeテクノロジーの範囲を拡張することにより、データセンタに優れたソリューションを提供する。
Alteraの光FPGAの概念は、HPC、分散型サーバクラスタ、マルチシャーシネットワーク・スイッチおよびルータ、高速バックプレーンなどのアプリケーションを対象としている。 この技術は、プログラマブル・ロジック、高性能SERDESおよび高密度光モジュールの長所を組み合わせて、信号の整合性と光ポート密度を高め、またPCB面積と消費電力を削減する。
MicroPODおよびMiniPOD組み込み型パラレル・オプティクス-世界最高帯域幅の相互接続アバゴの組み込み型パラレル・オプティクスは、業界随一の密度と帯域幅を提供。光モジュールを使用することによりEMI/RFIシールディングが不要となり、ボックス内部の設計が柔軟になる。科学的研究性能を提供する次世代スーパーコンピュータなどのアプリケーション、高性能ルータ、スイッチ、クラウドコンピューティング、サーバ仮想化およびVODを可能にする他のデータセンタ機器でこうした利点が発揮される。
アバゴのMicroPOD/MiniPOD組み込み型パラレル光モジュールは、最大10.3125Gbps×12の送信または受信チャネルを備え、また消費電力は1ch当たりわずか125mW。MicroPODデバイスは、超高密度組み込みソリューションのためのLGA電気インタフェースによってフットプリントが8.2mm×7.8mm、MiniPODアレイは、組み込みを簡単にし、製造を容易する9mm×9mm、MegArray(tm)コネクタによりフットプリントが22mm×18.5mmとなっている。

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