Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 16, 2011, Albuquerque--エムコア(Emcore Corporation)は、HPC、Ethernetルータ/スイッチアプリケーション向けに56Gbps FDR(fourteen data rate) AOC(active optical cable)の本格生産に入ったと発表した。
56Gbps FDRケーブルは、エムコアの中国委託製造工場で生産される高速AOCの最新製品。56Gbps FDR AOCを本格生産するのはエムコアが初めて。
56Gbps FDR AOCは、HPC、通信用ルータ、ストレージネットワーク、グリッド/クラウドコンピューティングシステム向けに設計されている。コンパクト、軽量で、最高のデータスループットを実現しており、これら最先端のシステムが必要とする帯域をサポート可能。各56Gbps FDRケーブルは、各方向に14Gbps×4レーンを持つ。これらのレーンはInfiniBand FDRデータレートをサポートし、それより低いデータレートである40Gbps、20Gbps、10Gbps、40GbE QSFPがサポートするデータレートでも使える。
エムコアの事業開発担当VP、Jaime Reloj氏によると、同社の40Gbps QDRケーブルは、世界のNo.5までのスーパーコンピュータのうち、2つで現在採用されている。また同氏は、「当社の次世代VCSELとPDを活用することで、HPCアプリケーションに向けて引き続き技術を発展させ、顧客の期待に応えて変わらぬ信頼性、品質、オンタイム納品、競争力のある価格を実証していきたい」と話している。