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モビウスフォトニクスのレーザ光源、超高分解能顕微鏡実験に採用
November 1, 2011, Mountain View--短パルスファイバレーザ光源のメーカー、モビウスフォトニクス(Mobius Photonics)は、同社のG1R2レーザ光源が、マックスプランク生物物理化学研究所の超高解像度顕微鏡実験で使われてきたと発表している。この実験は、STED(stimulated emission depletion)、レーザベース蛍光顕微鏡技術を無接触で生きた多細胞組織の画像化に利用できることが示された。
過去数年にわたり、新しいレーザ光源をベースにしたSTEDセットアップ開発に多くの研究が向けられてきた。狙いは、生物学的試料を超高解像度で、迅速に画像化すること、使用できる蛍光タンパクの選択肢を多様化することであった。マックスプランク研究所の最近での実験は、緑の蛍光タンパク(GFP)を示す多細胞の生きた試料を画像化する多様なレーザ光源の実証に成功した。
モビウスの光源は、特注のG1R2レーザで、パルス幅約1ns、繰り返し20MHz、ユーザ選択可能可視域波長のコムスペクトラム発生に使用されてきた。波長選択性により、研究者はGFP出力を調整できるが、他の波長を必要とするマーカーも収容可能。
モビウスの技術担当VP、Manuel Leonardo氏によると、同社はG1R2と同等の能力を持つ新しいプロトタイプレーザ「Rainbow」を開発した。現在、このプロトタイプは個別の5波長を生成する。同社の目標は、557~651nmまでで7波長を生成できるRainbowシステムの実現。現在の波長は、557 nm, 571 nm, 585 nm, 600 nm and 616 nm。出力波長は切替可能であり、特定の蛍光マーカーに調整できる。Rainbowは、約1nsパルス幅、繰り返し20MHz、パルスエネルギーは25~50nJ/pulseだが、波長に依存する。
(詳細は、www.mobiusphotonics.com)
過去数年にわたり、新しいレーザ光源をベースにしたSTEDセットアップ開発に多くの研究が向けられてきた。狙いは、生物学的試料を超高解像度で、迅速に画像化すること、使用できる蛍光タンパクの選択肢を多様化することであった。マックスプランク研究所の最近での実験は、緑の蛍光タンパク(GFP)を示す多細胞の生きた試料を画像化する多様なレーザ光源の実証に成功した。
モビウスの光源は、特注のG1R2レーザで、パルス幅約1ns、繰り返し20MHz、ユーザ選択可能可視域波長のコムスペクトラム発生に使用されてきた。波長選択性により、研究者はGFP出力を調整できるが、他の波長を必要とするマーカーも収容可能。
モビウスの技術担当VP、Manuel Leonardo氏によると、同社はG1R2と同等の能力を持つ新しいプロトタイプレーザ「Rainbow」を開発した。現在、このプロトタイプは個別の5波長を生成する。同社の目標は、557~651nmまでで7波長を生成できるRainbowシステムの実現。現在の波長は、557 nm, 571 nm, 585 nm, 600 nm and 616 nm。出力波長は切替可能であり、特定の蛍光マーカーに調整できる。Rainbowは、約1nsパルス幅、繰り返し20MHz、パルスエネルギーは25~50nJ/pulseだが、波長に依存する。
(詳細は、www.mobiusphotonics.com)