Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

November 1, 2011, Little Rock--PTI(Power Technology, Inc)は、タイの洪水に対処するためにマシンビジョン用レーザモジュールの米国内製造能力を拡大する。狙いは、タイに製造拠点を持つ企業の製造支援。
PTIは、経験のあるデザインエンジニアと製造人員を増やすことを計画しており、またタイ洪水の影響を受けている顧客をサポートするためにレーザダイオード在庫も増やした。
多くの顧客は認識していないが、マシンビジョン用レーザモジュールとダイオード励起固体レーザのかなりのパーセンテージをタイ、バンコックの委託製造業者が製造している。報告によると、これらのメーカーの工場は、3.5フィートの高さまで浸水している。タイ政府当局は、水が引くのは6週間後になるとしている。65万の従業員が仕事に就けないため、流通サプライチェーンは一部機能しているのみ。
PTIは、米国で垂直統合的に最高品質のマシンビジョン用レーザを製造しているメーターであることから、販売とエンジニアリング担当VP、Walter Burgess氏は、タイに製造拠点を持つ各社に、PTIが製造支援できるとして呼びかけている。
過去40年、PTIによると同社のレーザ設計がFortune500社およびその他の企業をサポートしてきた。バイオメディカル、半導体、産業用途、防衛&セキュリティ市場からマシンビジョンや検査業界にまでアプリケーションを広げている。
PTIは、米国での同社の製造能力、カスタムアプリケーションなどの問い合わせに応じている。