Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 27, 2011, Boston--調査会社Infonetics Researchは、「エンタプライズ テレプレゼンスとビデオ会議」レポートを発表した。

調査の概要
・エンタプライズビデオ会議・テレプレゼンス装置世界市場は、2011年Q1からQ2の間に21％増、6億8300万ドルとなり、四半期ベースでは記録的な販売額となった。
・前年比(2Q10から2Q11)では、市場は34％増加。
・No.1プレイヤはシスコで、ビデオ会議・テレプレゼンスシステムの売上は前期比33％増、市場シェアは50％を超えている。
・Infonetics Researchの予測では、エンタプライズテレプレゼンス・ビデオ会議装置市場は2015年までには54億ドルに達する。
・専用の多目的ルームビデオシステムがエンタプライズ向け装置の過半を占めており、企業のビデオソリューションの中で引き続き最大の収益創出源となる。
・一方、ビデオフォーンは、小型ではあるが、最速成長セグメント。
・地域的にエンタプライズビデオ装置需要が強いのは、北米、中国、インド、ブラジル。

「2011年上期、エンタプライズテレプレゼンス・ビデオ会議装置売上は、前年同期比24％増となり、2011年全体で前年比2桁成長を予測している。この成長ペースは少なくとも2015年まで続く」とディレクティングアナリスト、Matthias Machowinski氏は見ている。