Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 19, 2011, San Jose--ベイスペック(BaySpec, Inc)は、リガク(Rigaku Americas Corporation)がハンドヘルドラマン(Raman)技術および製品ラインを買収したと発表した。リガクは、R&D、エンジニアリング、製造、マーケティング、流通を担うリガクラマンテクノロジーズ(Rigaku Raman Technologies Inc)を新事業部門として設立する。
リガクの新しいハンドヘルドラマンインスツルメンツは、特許となっているオプティクスおよび実績豊富なスペクトラル解析技術と、テレコム向けに開発した最先端のローコスト光コンポーネントとを統合したものであり、顧客に高速で経済的な使いやすいハンドヘルド化学検出器、組成分析器を提供するものである、とベイスペックは説明している。対象となるアプリケーションは、簡易爆発物(IED)を含む爆発物の検出、麻薬や規制薬物の検出と同定、不正医薬品検出、食品添加物検出など。
新会社の社長/CEOは分析技術起業家、Hal Grodzins氏。最初の製品は、FirstGuardとXantusシリーズ製品ラインで、サンプル励起波長は532nm、785nm、1064nm。
(詳細は、www.bayspec.com)