Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 12, 2011, Fremont--オプティカルインターネットワーキングフォーラム(OIF)メンバーは、マイクロ・インテグラブル・チューナブルレーザアセンブリ(μITLA)実装合意(IA)を承認した。μITLA IAは、電力消費と必要スペースを減らした100Gアプリケーション形状に対応するものとなる。
μITLAは、面積で60％減、高さで約30％減として小型化を実現。また、消費電力は25％まで削減する。OIFのメンバーは、新しい高密度モジュールやラインカードアプリケーションで、コンポーネントの機械的形状で市場が細分化しないように尽力してきた。
「OIFは、これまでに複数のチューナブルレーザプロジェクトを完成させ、商用で成功している。今回は、100Gセントリックドキュメントのアップデートを行い、ベンダ、キャリア、新興市場のニーズをサポートしていく」とOIFの物理層およびリンク層ワーキンググループVP、トライクイント(TriQuint Semiconductor)のKarl Gass氏はコメントしている。

OIFからの追加IA
以下のIAは、ベンダの生産開始にともない顕在化した100G技術分野のメンテナンスアップデート。OIFワーキンググループメンバーは、これらコンポーネントの共通化を維持するために必要な点を明確化した。
100G LH DWDM伝送モジュールMSAは、10G、40Gアプリケーションで用いられ成功を収めている300pinトランスポンダへの追加である。OIFは、CFP MSAと協力して、2つのMSAを調整し、共通のマネージメントインタフェース内蔵とし、モジュール通信とコマンドに対処できるようにする。これにはレーザへのインタフェース、パワー変動調整も含まれる。加えて、複数の機械的仕様についても明らかにする。
集積イントラダインコヒレントレシーバIAは、100Gのコストとサイズ削減を可能にする高集積フォトニックコンポーネントを定めている。今回のアップデートは運用および機械的特性に関して、本体の長さを80％減らして、60mmから50mmにする。