Laser Focus World JAPAN　レーザーフォーカスワールドジャパン

October 12, 2011, Rolling Meadows--ノースロップグラマン(Northrop Grumman Corporation)とDaylight Solutionsは、量子カスケードレーザ(QCL)ベースシステムSolarisの、ノースロップグラマン提供のミッションクリティカルな米軍CIRCM(Common Infrared Countermeasures)プログラムへの組込と試験に成功した。
ノースロップグラマン–デイライトソリューションズ(Daylight Solutions)チームが多年にわたり開発した成果、Solarisレーザは、完全適合・成熟CIRCMシステムソリューションの一環をなす。デイライトソリューションズのQCLレーザソリューションは、MANPADS(携帯式地対空ミサイル)などのミサイル攻撃に対して固定翼および回転翼航空機を守る政府の複数のテストを通じて正当性が実証されている。
ノースロップグラマンの陸上および自衛システム部門ジェネラルマネージャ/セクター長、Jeffrey Palombo氏は「デイライトソリューションズにより、当社のCIRCMソリューションにQCLベースレーザ技術を加えることになる。われわれの候補システムは、最も成熟した航空機保護をオープン構造パッケージで戦闘部隊に提供できる。オープン構造は、効率的、経済的であり、新しい脅威が登場しても長期的プラットフォーム保護を提供するものだ」とコメントしている。