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ノースウエスタン大学、室温で高出力ナローバンドTHz光源を実現
October 7, 2011, San Diego--ノースウエスタン大学の研究者たちは、シングルチップでテラヘルツ照射を行う簡便な方法を開発した。この発見により、迅速なセキュリティスクリーニング、国境警護、高感度生物/化学分析、農業検査、天文学的応用などが促進される。
テラヘルツ(波長:30~300µm)は、紙、衣服、段ボール、プラスチック、その他の多くの材料を透過するが、現在のX線ベースの技術と異なり健康に害はない。この特徴は、セキュリティスクリーニングでは極めて重要視されている。人に使用しても安全であり、武器として使用される可能性がある金属やセラミックを検出できるからだ。
量子カスケードレーザセンタのManijeh Razeghi,氏( Electrical Engineering and Computer Science in the McCormick School of Engineering and Applied Science)の研究グループは、中赤外ポンプのパワーとビーム品質を向上することでテラヘルツパワーを30倍以上に高め、~10mWを実現した。
Razeghi,氏は、「われわれの目標はミリワットレベルに達すること、そのデバイス内にチューニング機構を含むことだ。理論的には可能であり、われわれはその実現に必要なツールをすべて持っている」とコメントしている。
(詳細は、Applied Physics Letters)
テラヘルツ(波長:30~300µm)は、紙、衣服、段ボール、プラスチック、その他の多くの材料を透過するが、現在のX線ベースの技術と異なり健康に害はない。この特徴は、セキュリティスクリーニングでは極めて重要視されている。人に使用しても安全であり、武器として使用される可能性がある金属やセラミックを検出できるからだ。
量子カスケードレーザセンタのManijeh Razeghi,氏( Electrical Engineering and Computer Science in the McCormick School of Engineering and Applied Science)の研究グループは、中赤外ポンプのパワーとビーム品質を向上することでテラヘルツパワーを30倍以上に高め、~10mWを実現した。
Razeghi,氏は、「われわれの目標はミリワットレベルに達すること、そのデバイス内にチューニング機構を含むことだ。理論的には可能であり、われわれはその実現に必要なツールをすべて持っている」とコメントしている。
(詳細は、Applied Physics Letters)